
幸せを感じるとき
2016年03月10日
福成優
梅の季節。

紅色も白色も、近場で堪能できてうれしいです。
八重の梅も綺麗でした。

我が家は古い平屋なのですが、庭に一本の梅があります。
先日の春爛漫な陽気の日に、庭の梅を見ていたときのこと。
ぽかぽか天気の下、梅を見ながら昼ごはん。
ああ、「いいなあ。」
そう思い立って、いそいそと準備しました。

縁側に豚汁を運んで。
見上げた梅が、青空に映えて綺麗でした。

このとき、タイトルどおり幸せを感じました。
おいしかったなー。味も、空気も、雰囲気も。
幸せとは、そこにあるものだと言いますが、
このときはたまたまそこにある幸せをキャッチすることができました。
これからはそんなことが増えていくと良いな。
ミカンを枝に刺すと、メジロも寄ってきました。

こころなしか「おいしい!」と言ってるように見えます。

梅の花が咲くと、冬の終わりが近づいていることを感じます。
日々少しずつ春が近づいてきてますね。
桜の開花もあと少し。楽しみだなあ。

ふきみそ
2016年03月 3日
福成優
初春の味覚。ふきのとう。
近所のスーパーで売っていたので購入!
この時期の楽しみ、ふきみそを作りました。


ふきのとうは痛むのが早いのでチャキチャキやります。

味噌とみりんを5:5くらいで混ぜて


弱火で加熱します。

そのフライパンに刻んだふきのとうを

ドサァッ

あとは焦げないようによく混ぜながら煮詰めるだけ。

段々と水分が飛んで

これくらいになったら火を止めます。

荒熱が取れたらタッパーに移してできあがり!

味見は、たまたま残ってたハタハタで。

んー!美味しい!

ふきみそ、厚揚げや冷奴に乗せて食べるのが好きです。
このほろ苦さが春の味ですねー。

大学通りのエビフライ
2016年02月24日
福成優
天気のいい日はフラッとどこかへ出かけたくなったりしますよね。
先日、大学通りへ散歩に出かけました。
もうすぐ桜の季節。
大学通りの桜が今年も楽しみだなあ。
この冬の景色ももう少しだなー。

ふと、上を見ると立派な松の木。

下を見ると、松ぼっくり。

そんな中に、ありました。
これ。

通称エビフライ。
成り損ないもありました。

隙間にある種を食べる動物がいるんですね。

これとか、大雑把な性格してるなあ。

いろんな食べ跡がありました。

このような松ぼっくりは「森のエビフライ」と言われてますね。
リスが食べたあとのものが有名です。
一橋大学にリスがいるのかな...?
もし、いるとしたらタイワンリス?
だけど、ハクビシンかもなあ...。
どっかに姿はないかな、とキョロキョロしながら散歩が終わりました。
いったい、誰が食べてるんだろうかと、
今日もまた見渡しながら歩きます。


アジをさばきました!
2016年02月17日
福成優
アジです。鯵。
味がいいからアジと呼ばれるようになったとすら聞くお魚。
そんなアジが好きです!
一般的に旬は5月から7月あたりと言われます。
ですが日本全国であがるため、地域によって大きく変動するようですよ。
(参考:アジの旬はいつ?)
これから美味しくなるアジ。
さばいてみたーい!って方の参考になれば幸いです。

さて、さっそくさばき始めます。
「ぜいご」や「ぜんご」と呼ばれるこの硬い部分を包丁で削ります。
ちなみにアジの鱗は水揚げ時にほとんど落ちてしまうようです。

尾のほうから頭のほうへ。簡単に削れます。
ひっくり返して反対側もね。

続いて、おしりの穴から

頭にかけてお腹を開き、

中を流水で洗います。

そして頭を落とす。
胸ビレを持ち上げて斜めにカットすると、身に無駄が少なくてよいです。

頭を落としてから腹を開いても良いですよ。
そして、三枚におろします。
僕は背からが楽なので背からやります。
背ビレの手前から骨に沿うように刃を入れます。

こんな感じで、中骨のところまで。

ひっくり返して、お腹のほうからも中骨の辺りまで刃を入れます。
そうしたら身を中骨から外すようなイメージで真ん中を切ります。

この時に腹骨も切り離します。

これで二枚おろし。

反対側も、背から刃を入れて同様に。
これで三枚おろし。

実に残った腹骨を削ぎます。

このように、薄くすると身が残って良いです。

次は皮むき。

頭のほうから皮をつまんで、手で身を押さえながら剥がします。

包丁を使うやり方もあるので、得意な方はお試しあれ。

小型のアジだったので、これで処理完了!
大型のものは身の真ん中にある小骨を骨抜きで抜ます。
人によって真ん中で切り分けたり、V字に切り落としたりしますね。

あとは、魚は数をこなして慣れましょう。
たっぷりさばくぞー。

これだけあると色んな料理にできます。
形が綺麗な部分は刺身に。

もちろん酢締めしたってOK!

から揚げにしたり。

中骨はじっくり揚げて骨せんべいに。

食べきれない分は南蛮漬けに!

刺身にした身の端っこや、骨に残った身をスプーンで集めたら、
味噌とネギを混ぜ込むように切って、なめろうに。

大葉や生姜が入っても美味しいですね!
仕上げにゴマをふって。

残った頭は味噌汁の出汁にも使えます。
アジの出汁もまた美味しいですよー。

魚の図鑑
2016年02月11日
福成優
僕は図鑑が好きです。
図鑑の中でも、特に惹かれるものは生き物。
それも、魚介類が好きです。
今日はそんな僕がよく見ている図鑑を紹介!
まずはこちら。
高橋書店の便利長シリーズ。
「からだにおいしい魚の便利帳」
「からだにおいしい魚の便利帳 全国お魚マップ&万能レシピ」

次はこちら。
講談社のからだによく効く旬の食材シリーズ
「魚の本」

そして僕がこれまでで特によく見ていたシリーズ。
「日本さかなづくし」

これは1~4集まで発刊されていて、
それぞれ春夏秋冬で旬に合わせた魚介を紹介しています。

そこにニューフェイスが現れました!
去年の夏に発刊されたばかりの新しい図鑑。
マイナビの
「美味しいマイナー魚介図鑑」

この本、僕にドンピシャ!
これまでのブログで紹介した食材が沢山載ってます。
たとえば、クリガニ。

ブログ、白貝で書いたサラガイ。

岡山ブログ(岡山グルメ)で食べた、メナダとヒラ。


先日の石川ブログ(石川グルメの海天すし)で食べた、クルマダイ。

もちろん、こんなのはほんの一角。
なんたって約600種も掲載されています。
知らない食材がたくさんある!
「からだにおいしい魚の便利帳」
「美味しいマイナー魚介図鑑」
この二つの著者は同じ方で、
「ぼうずコンニャク」こと藤原昌高さん。
この方のwebサイト「市場魚貝類図鑑 ぼうずコンニャク」にも大変お世話になっております。
いやー、こういうの見てるの好きなんです。
魚介オタクなんでしょうかね。
それでは、また来週!
