
サンマのおろしかた
2015年09月 3日
福成優
サンマですよ、サンマ!
秋刀魚!
この間、さっそく新サンマを買いました。
たまたま通りかかった魚屋さんで、
「タイムセール!新サンマ5尾で500円だよー!限定20名様!未来の値段だよ!」
『買った!!』
ということで
初めての魚のおろしかたブログになります!
秋の味覚、さんま。
庶民の味方、さんま。
刺身も良し、締めても良し。
焼いても良し、揚げても良し、煮ても良し!
毎年、秋が近づくとサンマが恋しくなります。
そんなサンマ、今日はどう調理しようかな?

こうやって上から見たときに、身が分厚いと
「お前さん、うっまそうだな~!」
とテンションあがります。
さて、処理に入りましょう!

サンマにはあまりついてることがないですが、鱗取り。
尾のほうから頭にかけて、包丁で撫でるように鱗を取っていきます。

肛門から頭にかけて、腹を裂きます。
頭と腹わたを取る順番は逆でも良いです。

頭を落として、腹の中を流水で洗います。
中骨に沿って、親指の先でなぞるように洗うと綺麗になりますよ。

こんな感じ。
手前が綺麗になっている状態。
奥が中骨に沿って血合いが残っている状態。
ここも綺麗にします。

ここまででこの状態になります。
魚のおろしかたには複数のやり方がありますが、
今日は「大名おろし」というやりかたでおろします。

中骨の上に包丁を当てます。

中骨から、身と腹骨を切り離していきます。

こんな感じです。

そのまま、中骨に沿って切り分けます。
このとき、慣れると一発でいけるのですが、そうなると
「シャリシャリシャリシャリ!」
っていう骨が切れる音が気持ちいいですよ!

反対側も、中骨に沿って。
こちらのほうがちょっぴり難しいです。

三枚におろした状態。

お腹の骨に沿って、身ごと薄く削ぎます。

魚は数をこなせばこなすほど慣れますね~。
もっとさばきたい!

ここまで来たら、皮を剥きます。
包丁を使ってより綺麗に剥くやり方もありますが、今回は手で簡単に。
背中のほうから、皮をつまんでめくります。
そのまま、ゆっくり慎重にビーっと。

お尻の方まで。

こんな感じ。
今回は南蛮漬けにするので、このまま一口台にカットして

じゃん!
揚げ油が残っているから、ついでに色々やっちゃいます。

中骨をカットして、

骨せんべい!

剥いた皮もじっくり唐揚げに!

ついでに腹身も骨ごと素揚げに!
おつまみまで三品できちゃいました。
これはビールだなー。
さんま様々!
さんまさん、今年もお世話になります!