クリガニ

2015年05月27日
福成優

今日の食材は「クリガニ」

ご存知ですか？

僕は、知りませんでした！

手のひらに収まるサイズのこのカニ。

初見です。

ということで、

初挑戦の食材！

いつも行くスーパーでは、

時折見たこともないものが

売っています。

そんな食材を見るとワクワクしちゃうんですが...

また見つけました。

栗カニ...？

値段は...？

５０円？

安っ！！

でも聞いたことないし。

小さいし。

美味しくないかもしれないしね。

と思いながらも、

でも、どんな味なんだろうな。

美味しいかもしれないな。

北海道産だから、

北では当たり前なのかもな。

買い物中、気になって仕方ない。

情報の断片だけでも欲しいな。

そう思い、愛用のガラケーで調べてみる。

『クリガニ　味』

結果

「味わいは毛ガニ同様に良い」

「毛ガニより美味しいと噂される蟹」

パタンとガラケーを閉じ、

トロ箱を漁ります。

ひっくり返して、

オスとメスを確認して三杯ずつ。

左側の、お腹の蓋（ふんどし）が広いのがメス、

右側の、狭いものがオスです。

たぶん、どの蟹も見分け方は一緒。

見たとおり、手のひらに

二杯乗るくらいの小型の蟹です。

まだ元気なクリガニ。

今はまだ氷があるけど、温度が高まると

より元気になっちゃいそうなので

手早く準備します。

舐めたら少ししょっぱいくらいの

塩水を鍋に張り、

蟹をひっくり返して入れます。

蓋をして、火にかける。

茹で時間は、沸騰してから１０分間。

綺麗に茹で上がりました。

小ぶりながら、

とても良い香りがします。

夜の楽しみ！

クリガニについて調べてみると、

青森でよく食べられる蟹だそう。

「桜カニ」

「花見カニ」

という別名がついていて、

陸奥の花見の時期によく食べられる。

いわゆる毛ガニは別名

「オオクリガニ」

というらしく、近縁種だそうです。

これは期待しちゃいますね！

それでは、実食！

見てください、この内子。

一つ食べても、まだあります。

この味で、５０円...？

なんてお買い得なんだ！

これは、日本酒だ。

日本酒がないといけない。

やっぱり、陸奥のつまみには、

陸奥の酒。

僕の大好きな

「八仙」

で乾杯！

お見かけの際は、ぜひおすすめです！

蟹も、お酒も。