
香箱の上手な食べ方
2016年02月 4日
福成優
今日のテーマは香箱ガニ!
ここ最近の流れどおり、もちろん石川産です。
小ぶりながら、濃厚な味を堪能できる美味しい蟹。
この香箱を綺麗に食べたい!
そんな方のためのブログです。

香箱(こうばこ)とは、ズワイガニのメスのことです。
地方によって呼び名が様々あるようで、
他にセコガニ、セイコガニ、コッペガニ、メスガニ、コガニなどとも呼ばれるそう。
香箱は石川での呼び名。
オスのズワイガニのように大きくはないですが、
オスにはない内子、外子という魅力があります。

それでは、作業を開始します。

まず、裏返してふんどしを開きます。

開くと、外子と呼ばれる卵が出てきます。

外子はそのまま食べてもプチプチした食感が楽しめます。
僕のオススメは醤油漬け。
食べやすいサイズにして醤油に。
少しみりんを足して、ほんのり甘くするのが好きです。

外子部分は以上!
次は足のカットです。

この、足部分。
付け根の辺りの、一番太い部分でカットします。
この「一番太い部分でカット」するのがポイント。理由は後述!

殻を外します。パカッと。

ガニと呼ばれるカニのエラ部分と、口を外します。


これを、真ん中で割ります。

この、朱色をした内子が絶品!
メスのズワイの醍醐味です。

しゃぶりつきたいのを抑えて、殻に盛ります。
内子を取った後の、腹の身部分をほじって殻に盛ります。

一本一本、くるっと捻ると割れますよ。

これで胴体部分は終了!
足の処理に入ります!

関節を折って外します。

先っぽも外します。
この三つに分けられた中の、真ん中部分を活用!

太い部分に差し込みます!

ニュッとな。

するとニョキっとな。

そんでスポッとな。

このやり方、漁師のお父さんに教わりました!
足を太いところからカットしたのは、この身をスムースに出すため。
この身を、内子と腹の身を盛った上に敷き詰めていきます。

すると、こんな形に!
食べやすさ抜群です。

ちなみに、この時に出た足や腹の殻で出汁を取ると、美味しい味噌汁ができますよ。
いただきます!

醤油漬けにした外子は肴に。

贅沢な味覚!香箱大好きです。
今期の漁期は既に終了いうことで次回は来シーズン。
また会えるといいな。
ごちそうさまでした!

石川グルメ
2016年01月28日
福成優
金沢編、珠洲編と続いてきた石川旅行ブログ。
今日は石川グルメ編!
どうも僕です。
動きのない写真なのにぶれてます。
たぶん、さむかったのでしょう。

あらかじめお伝えします。
ただの自慢ブログになります。
それに加えて長いです!
長編自慢ブログです!
・外食編
・ご馳走になった編
・お土産編
の三部でお送りします。
まずは外食編!
石川に着いて、まず向かった先は兼六園。
(その様子は2つ前のブログ、「石川旅行へ」にあります。)
お腹も空いてきたので、兼六園内で食事をするのも良かったのですが、
バス停を降りたところで舞さんを呼び止めます。
「観光客が少ない、地元の人が行きそうなお店探してもいい?」
そして何件か見当を付け、決めたのは食べ処 大杉さん。

決め手は「おばちゃんの食堂」、そして入り口前にあった「日替わり定食」の文字。
入店すると、石川のサッカーチーム、ツェーゲン金沢の選手の写真やサインがたくさん。
おばちゃんに聞いてみます。
「今日の日替わりは何ですか?」
『焼きと煮があるよー!』
ということで、一つずつお願いしました!
アジの干物定食。

サバの味噌煮定食。

一汁三菜ならぬ、一汁五菜!
食べると、一つ一つちゃんと作っているのがわかります。
おいしい!
これだけの満足度で700円。ちなみに僕は大盛りで800円。
ご馳走様でした!
気付けば、開店前に入店してしまったようです。
『準備できてなくてね、待たせてごめんねー!』とおばちゃん。
「こちらこそすみません!僕ら始めて金沢に来たんですが、最初に入ったお店がここで大正解でした!」
『これから兼六園?中に入ったらご飯の値段見ておいで。高くてびっくりするよー!晴れてるうちに行っといでなー』
思えばこのときから良い旅でした。
(兼六園内の食事はお高めでした)
夜は金沢の名店という、南山へ。

ここでは魚の串焼きが楽しめます。
魚串、初めて食べました!
鮭。

奥がうなぎ、手前がさわらそで。

加賀野菜、海老芋。

刺身盛り!

加賀蓮根の天ぷら。

加賀椎茸の香箱出汁餡かけ。

何食べても美味しい!
舞さんが「ちゃんとお魚の味がする」と言いました。
そりゃ魚だから、なんて気のきかない事を言いそうになりましたが、
ひとつひとつがそれだけ味が濃く、香り高い食材だって事ですね。
店主に伝えると「それが分かっていただけたらうれしいです」と仰いました。
そりゃお酒も進みます。
天狗舞の山廃。

ちなみに、金沢でいう「さわら」は他の地方とは魚種が違うようです。
鮮魚屋さんで、刺身の「さわら」が売っていたので、
「赤い身のさわらなんて初めて見ました。」というと、
『はあ、昔からさわらは赤いです。』と。
鮭はオキアミなんかを食って実が赤くなると聞くので、
日本海のさわらは甲殻類でも食べてんのかな?
と思って調べてみると、こんなページが。
金沢ではさわらというと「鰆」ではなく「カジキ」を指すようです。
地方名ってやつですね。魚の地方名は知らないことだらけです。
ちなみに、刺身盛りの写真で、タコの右上にある刺身がそれです。
魚つながりで、お寿司!
海天すしに連れて行ってもらいました。
梅貝。

かわはぎ。

生さば。

なまこ。

白海老。

アジ。

がすえび。

くるまだい。

のどぐろ。

のどぐろ塩あぶり。

クエ。

〆さば。

のどぐろから揚げ。

こちらも、美味しかった...。
ちなみに、のどぐろだけで710円。
大杉の定食が食べられます。(笑)
のどぐろはもちろんのこと、がすえびも、生さばも美味しかったです。
特に印象的なのはくるまだい。初めて聞く名前でした。美味。
続いて、お茶。
石川には加賀棒茶というお茶があります。
このお茶がまた美味しくて。
その加賀棒茶 丸八製茶場が営む、茶房一笑に行きました。
ひがし茶屋街にあります。

こちらは抹茶セット。

こちら、煎茶セット。

煎茶は頃合を見て、二度の足し湯を持ってきてくれました。
その都度、淹れる時間も教えてくれます。
サービスの、おみくじ菓子。
このお菓子の中に...。

おみくじが。

僕のほうには「おもわぬうれしい事が」

舞さんは、食べてました。
ヤギか。
「えんはいなも(ry」
「縁は異なもの」ですね。

最後にもう一つサービスのお菓子。

ゆっくりと満足に休めました。オススメです。
外食編の次は、ご馳走になった編!
Kちゃんの実家で用意してくださった、ご馳走。

刺身盛りに、 カニの外子の醤油漬け、
お父さんが直接摘んできたという、セリのお浸し、
カニ味噌の卵そぼろ。

生の白子がとろっとろ。

香箱も!

そして、かわはぎの肝。これを...

こちらのかわはぎの刺身に...

ほわあああああ!
贅沢!
お父さん、活かわはぎを捌いてくれたそう。
そして極めつけはこちら。

これ。これです。

生香箱!
こちらも、漁師のお父さん、わざわざ香箱を生かしておいてくれたそう...!
絶品でした!
さらには、こんな贅沢な珍味まで。
あわび肝の塩辛。

そしてお母さん、お土産にあわびごはんまで!

Kちゃんの実家にお邪魔していたこの時が何より楽しかったです。
年に一度開催される、蛸島キリコ祭りのDVDを見ながら、
あっという間に夜は更けていきました。
その翌朝...。
流れでホテル、珠洲ビーチホテルのレストランへ連れて行っていただけることに。
料理長からのサービスという、こちら。

なんと...。正月料理がふんだんに。

心遣いが、もう言うことない。
そしてこちらがメインディッシュ。

能登牛!

それもただの能登牛ではない、
能登牛のA5ランクの中でも最上級のものにのみ冠されるという、プレミアム!
ご馳走になってしまいました!
お父さん、何から何まで...ありがとうございます!
記念に一枚。

こんな機会を作ってくれた、Kちゃんも、ありがとう!

このご家族とのやりとりで、僕は何度か感動してしまいました。
ご家族の皆さん全員が、細やかで奥ゆかしい気遣いをしてくださる、素敵な方々です。
帰りのお弁当まで当たりを引きましたよ。
焼きサバ弁当。

石川のクラフトビール、グランアグリ。

もう、ここで締めても良いレベルですが、
お土産編!
数々の海草。

数々の乾物。

ホタルイカ丸干し。

スルメイカ丸干し。

軽くあぶっていただきます。

中の肝がトロっと。最高です。

数々の魚介の糠漬け。

数々の調味料。

いしる。

どじょうの蒲焼き。

大浜大豆の豆腐と厚揚げ。

大浜大豆の豆乳。

そして宗玄。
酒粕を三パックもサービスしてくれました!

お気に入りのぐい飲み。

大浜大豆の豆乳と日本海味噌で作った鍋で。

もちろん、大慶も。
やっぱ旨い。

最後に、東京に戻ってからの楽しみも。
こちらは前回のブログ(能登半島の最北端、珠洲へ)の方面、
珠洲にある二三味珈琲。

外観がシックでいい感じ。

併設カフェでコーヒーを注文すると、豆の種類を選ばせてくれます。

美味しいコーヒーを飲んで。

もちろんお土産にも。

ちなみに、女優の永作博美さんがプロデュースしたというお店、
ヨダか珈琲が原宿にあります。
このお店で二三味珈琲を楽しめるそうですよ。
この二三味珈琲をモデルにした映画があります。

この作品を見ながら

二三味珈琲の「さいはてブレンド」を。


映画を見つつ、旅も振り返りつつ。
二泊三日とは思えない満足度。
言葉にするとなると、ありがとうしか出てこないような、本当に良い旅でした!
ここまで読んでいただいた方々、
長らくお付き合い、ありがとうございます!
それでは、また来週!

能登半島の最北端、珠洲へ
2016年01月21日
福成優
金沢観光であっという間に一日が過ぎ、
今回は珠洲(すず)にいた二日目と三日目の旅行記をまとめてお届けします。
金沢在住の舞さんの友人、珠洲の北川K子こと
Kちゃんの実家、珠洲市は蛸島町へ連れて行っていただきました。
Kちゃんの運転で、のと里山街道を進み珠洲へ!

まずは珠洲のシンボル、見附島。

嵐もロケに来たという恋路海岸へ行ったり

この日に泊まるホテルに荷物を置きに行ったり。

豚鼻の、何かに似ているキャラクター像があったり。

続いて珠洲の最北端方面へ。
珠洲岬付近のオブジェ。

ランプの宿という、素敵過ぎる旅館を眺めます。
俺の中のいつか泊まりたい宿ランキング、現時点でトップ。

この先に聖域の岬という日本三大パワースポットの一つがありますが、
それはまたいつかの機会に。
また来ないとね。
続いて、言葉通りの能登最北端、狼煙へ。

丘を上がった先には、最北端の立て札。

東京までの距離と、釜山とウラジオストックまでの距離が書いてあります。

上海までも。

能登最北端の岩畳「千畳敷」は滑らかに削られて。

「日本の灯台50選」にも選ばれている禄剛崎灯台。

日本列島ここが中心!

とのこと。

帰り道にはこんな原風景が見れました。

日も傾き、きれいな夕暮れ。
旅先での夕暮れが大好物な僕。
港に寄ってもらいました。
そこはKちゃんのお父さんの船がある港。
Kちゃんのお父さんは珠洲出身の現役漁師さん。
その腕前は「町で一番の漁師」と評されるほど。
実は、このお父さんに会うというのも今回の旅の魅力でした。
知り合いの実家が能登で現役の漁師さん、
更に遊びにおいでーなんて優しい言葉をかけていただいたら、
お言葉に甘えないわけにはいきません。
結果、甘えすぎた感がありますが。

お父さんの愛船コックピット部に乗せていただきました。
この部分。

中には機器がたくさん。
ソファやエアコンもありました。
動く海図、初めて見た!

エンジンをかけて、無線を受信して図を見ながら
どう考えて漁をしているか、どのようなことをしているか、
他にどんな漁船があり、どんな漁法があるかなどを教えてくれました。
漁師の聖域に触れたような緊張感もありつつ、
とても嬉しかったエピソードです。
夕日がゆっくりと沈んでいきます。

こういったシーンにいると、
その町の暮らしに少しだけ近づけたような気がして嬉しくなります。
このときも、そんな感慨にふけながら沈む夕日を見つめていました。

ちなみに、この海は内海といわれる湾の内側の海。
比較的に穏やかな海です。
こちらは外海。
塩屋さんにも寄って珠洲の塩購入。

そのままライトアップされているという棚田へ!

田んぼのあぜ道にLEDが!

到着して撮影しているときにちょうど色が変わり、
ピンクにも!

ここまで堪能して、このあと更にKちゃん実家で晩御飯をご馳走になりました。
そのご飯たるや、今思い出しても贅沢、至福でした。
はあ、余韻で飲めそう。あの時間に帰りたい。
いくら飲んでも酔い潰れなかったのは、
お母さんの燗が絶妙にアルコールを
飛ばしてくれたからではないかと思っています。
おかげさまで翌朝すっきりと起床。
最高のアシスト、ありがとうございました!
最後に、能登地酒の酒蔵まで連れて行ってもらいました。
まずは宗玄酒造さん。

能登杜氏発祥の地とあります。
少し調べてみると能登杜氏物語というホームページがあったり、
「一献の系譜」という映画が昨年末に上映されていたりしました。

お邪魔します!

宗玄の日本酒ラベルにも、見附島が。
さすが珠洲の酒造。さすが能登のシンボル。

七尾線観光列車「花嫁のれん」
開通記念の酒、花嫁のれんというものが蔵元限定でおいてありました。

ふと、宗玄の文字が刻印された珠洲焼きを発見!

お店の方に聞いてみます。
「これ、ここでしか買えないものですか?」
『ええ、友人の手づくりで、一つ一つ形が違いますよ。
他にも見てみてください。』

うわあ、悩む...!
と散々悩んで珠洲焼ぐい飲み二つと
宗玄純米しぼりたてに花嫁のれんをつけて自宅に送りました。
うれしいお土産。
そして、僕が買いたくてたまらなかった日本酒、
大慶を作り出す酒造、桜田酒造さんに酒蔵見学をさせていただきました。
到着した際はちょうど米を蒸しているとき。

蒸気が屋根を抜けていきます。

蔵の奥にはタンクが。

タンクの中も、見せていただきました。

ここに、丁寧に醸される酒がいます。

まさに生きている酵母や

櫂を使う際の二階からの眺めも見せてくださいました。

家族で一丸となって酒を作る酒蔵。
その造りの一片を見ることができました。
ご主人、ありがとうございます!
この桜田酒造さんの造る特別純米「大慶」が僕は好きです。
白身の魚や鍋との愛称がバッチリな旨口の酒。
紹介ページもありました。能登スタイル、のとめぐりの櫻田酒造
冬の能登というのにそんなに寒くなかったなー、
なんて思っていたら、帰路に雪が降り始めました。

結晶のまま落ちてくるほど軽い雪。
東京の雪のように重くなく、寒さの中に心地よさを感じるほど。
最後の最後にその姿を見せてくれました。
ありがとう石川。
ありがとう能登。
ありがとうKちゃん、ご家族の皆さん。
おかげさまで予想と期待を大きく超える、大満足の旅行となりました。
東京に帰ってからも、二三味珈琲の豆を挽き、
とり野菜なべ(石川の庶民食)を作り、
珠洲の酒を飲み、余韻に浸っています。
僕は観光所が目立つような土地柄よりも
その土地で営まれてきた生活を感じることが好きです。
また、その生活を今も続ける環境にいられる方に魅力を感じ、
そのような方の背負う歴史を恐れ多く思っていましたが、
珠洲の漁師はそんな僕を笑って歓迎してくれました。
これまで足を踏み入れたことのなかった珠洲が、
今回の旅でとても思い入れ深い場所になりました!
来週は、この旅の真骨頂、食べたものを紹介。
僕らしくなってまいりました!

石川旅行へ
2016年01月13日
福成優
先日の三連休を利用して、石川旅行へ!
去年は岡山旅行へ行ったブログを書きましたが、
今年は石川です。
僕にとって人生初の北陸。
楽しみで夜も眠れないんじゃないかという不安をよそに、
グースカ寝て行ってきました。
1/9未明に出発。

東京に着くころに夜が明け、
話題になった北陸新幹線で向かいます。

道中、雪景色を見ながら初めての北陸に想いを馳せながら。

東京から二時間半。金沢に到着。

駅構内のホテルへ荷物を預け、そのまま観光へ出発!

バスのフリー切符を購入し、初めに出向いた先は兼六園。

日本を代表する三名園を制覇するために必ず来たかった場所です。

眺望台からの景色。

ヤマトタケルの像。

早くも梅が咲いていました。

傘のような形をした、雪から木を守るための雪吊り。

舞さんも楽しそうです。

奇遇にも天候に恵まれ、気持ちよく園庭を回ることができました。
いくつか、兼六園の景色をお楽しみください。






岡山の後楽園。
水戸の偕楽園。
この二つは訪れたことがあります。
そして金沢の兼六園。これで三名園全てに来る事ができました。
兼六園はコケが陽に当たり輝く姿が印象的でした。

この木の足元のコケ。

近づいてみると

こんなに生き生きとしています。

途中、虎石というものを見つけました。
虎...。虎...?

逆光によるお気に入りの一枚。

満喫したところで、さあ兼六園の次は!

隣にある、金沢城公園へ。

立派な櫓がお出迎え。

城址公園だったのでサクッと見て次へ。
金沢は駅の周りに観光名所がギュッと詰まっているので観光しやすいです。
バス停には電光掲示板でバスがどこにあるかリアルタイムに分かるシステム。

続いて、長町武家屋敷跡へ。

かつての藩士が住んでいたという屋敷跡。
当時の営みを想像しながら歩きました。

そのまま街並みを散策することに。
金沢周辺のお店もふらふら見ながら。
眼鏡屋さん。

古本屋さん。

パン屋さん。

鮮魚屋さん

美容院。

ヨーコさん。

つい、撮っちゃうよね。
しかし、金沢はなんだかお店が可愛くて洒落てます。
このあと一旦駅に戻り、近江町市場へ。

市場は活気!
観光客!

北陸ならではのズワイガニ!

能登牡蠣!

数々ある魚屋さんにも人だかり。

何も買いませんでしたが、見てるだけでも面白かったです。
ここは早々に出て、ひがし茶屋街へ。
この仁王立ちしているお姉さんは知り合いではありません。念のため。

ここも古い町並みで歴史を感じます。
石川は災害が少ない町なのでしょうか。

お土産に買おうか悩んだ御香置き。

からすの大群。

宇多須神社にお参り。

このあたりで陽が落ちてきたので、駅へ。
妻の友人と合流です。

オススメのお店に連れて行ってもらって、みんなで乾杯。
北陸で食べた物はまた別に紹介しますね!
楽しい夜はあっという間に過ぎ、ホテルへ戻り就寝。

さあ新しい朝です!
来週は石川旅行二日目!


あけました!
2016年01月 7日
福成優
2015年末から2016年始にかけて、
みなさまいかがお過ごしでしたでしょうか。
僕はといえば、飲んでました。
友達と飲んで、
実家に行って飲んで、
温泉行って飲んで、
初詣行って飲んで。
そんな飲み正月も過ぎ、
気付けばもう7日です。
七草粥を食べる日ですね。
体を労わりたいと思います。
ある日の先輩との飲み会にて、
乾杯ついでに言われた言葉があります。
「最近どう?」
気付けば、僕はそれに
『最近は楽しいです!』
と返していました。
これが自分を驚かせました。
20代の頃、この返事が
自然に出たことはなかったんです。
思えば、なんだかんだで
迷っていたんですね。
「30にして立つ」とは孔子の言葉ですが、
不思議なもので、
今は、良くも悪くも
「現状は全て、自分で選んだ結果である」
と実感しています。
10代、20代の頃に
思い描いていた自分とは
違うものになりました。
今、30代の始まりに立ち、
10代、20代の頃に
思い描いていた自分より
楽しい日々を過ごしています。
昔より、自分のスケールを
小さくすることができました。
これによって、
世界がとても大きくなりました。
昔より、人が好きになりました。
これによって、
挨拶の距離感が取れるようになりました。
昔より、自分を大事にすることが
できるようになりました。
これによって、以前より
他人への想像ができるようになりました。
昔より、日々を大事にするように
なりました。
誰かのために、何かをしたくなりました。
孔子の格言に倣い、40にして惑わずを目指すよう、
自分の選んだ道を進みたいと思います。
今年も、皆様の生活に音楽をお届けします。
どうぞよろしくお願いいたします。
