
石川グルメ
2016年01月28日
福成優
金沢編、珠洲編と続いてきた石川旅行ブログ。
今日は石川グルメ編!
どうも僕です。
動きのない写真なのにぶれてます。
たぶん、さむかったのでしょう。

あらかじめお伝えします。
ただの自慢ブログになります。
それに加えて長いです!
長編自慢ブログです!
・外食編
・ご馳走になった編
・お土産編
の三部でお送りします。
まずは外食編!
石川に着いて、まず向かった先は兼六園。
(その様子は2つ前のブログ、「石川旅行へ」にあります。)
お腹も空いてきたので、兼六園内で食事をするのも良かったのですが、
バス停を降りたところで舞さんを呼び止めます。
「観光客が少ない、地元の人が行きそうなお店探してもいい?」
そして何件か見当を付け、決めたのは食べ処 大杉さん。

決め手は「おばちゃんの食堂」、そして入り口前にあった「日替わり定食」の文字。
入店すると、石川のサッカーチーム、ツェーゲン金沢の選手の写真やサインがたくさん。
おばちゃんに聞いてみます。
「今日の日替わりは何ですか?」
『焼きと煮があるよー!』
ということで、一つずつお願いしました!
アジの干物定食。

サバの味噌煮定食。

一汁三菜ならぬ、一汁五菜!
食べると、一つ一つちゃんと作っているのがわかります。
おいしい!
これだけの満足度で700円。ちなみに僕は大盛りで800円。
ご馳走様でした!
気付けば、開店前に入店してしまったようです。
『準備できてなくてね、待たせてごめんねー!』とおばちゃん。
「こちらこそすみません!僕ら始めて金沢に来たんですが、最初に入ったお店がここで大正解でした!」
『これから兼六園?中に入ったらご飯の値段見ておいで。高くてびっくりするよー!晴れてるうちに行っといでなー』
思えばこのときから良い旅でした。
(兼六園内の食事はお高めでした)
夜は金沢の名店という、南山へ。

ここでは魚の串焼きが楽しめます。
魚串、初めて食べました!
鮭。

奥がうなぎ、手前がさわらそで。

加賀野菜、海老芋。

刺身盛り!

加賀蓮根の天ぷら。

加賀椎茸の香箱出汁餡かけ。

何食べても美味しい!
舞さんが「ちゃんとお魚の味がする」と言いました。
そりゃ魚だから、なんて気のきかない事を言いそうになりましたが、
ひとつひとつがそれだけ味が濃く、香り高い食材だって事ですね。
店主に伝えると「それが分かっていただけたらうれしいです」と仰いました。
そりゃお酒も進みます。
天狗舞の山廃。

ちなみに、金沢でいう「さわら」は他の地方とは魚種が違うようです。
鮮魚屋さんで、刺身の「さわら」が売っていたので、
「赤い身のさわらなんて初めて見ました。」というと、
『はあ、昔からさわらは赤いです。』と。
鮭はオキアミなんかを食って実が赤くなると聞くので、
日本海のさわらは甲殻類でも食べてんのかな?
と思って調べてみると、こんなページが。
金沢ではさわらというと「鰆」ではなく「カジキ」を指すようです。
地方名ってやつですね。魚の地方名は知らないことだらけです。
ちなみに、刺身盛りの写真で、タコの右上にある刺身がそれです。
魚つながりで、お寿司!
海天すしに連れて行ってもらいました。
梅貝。

かわはぎ。

生さば。

なまこ。

白海老。

アジ。

がすえび。

くるまだい。

のどぐろ。

のどぐろ塩あぶり。

クエ。

〆さば。

のどぐろから揚げ。

こちらも、美味しかった...。
ちなみに、のどぐろだけで710円。
大杉の定食が食べられます。(笑)
のどぐろはもちろんのこと、がすえびも、生さばも美味しかったです。
特に印象的なのはくるまだい。初めて聞く名前でした。美味。
続いて、お茶。
石川には加賀棒茶というお茶があります。
このお茶がまた美味しくて。
その加賀棒茶 丸八製茶場が営む、茶房一笑に行きました。
ひがし茶屋街にあります。

こちらは抹茶セット。

こちら、煎茶セット。

煎茶は頃合を見て、二度の足し湯を持ってきてくれました。
その都度、淹れる時間も教えてくれます。
サービスの、おみくじ菓子。
このお菓子の中に...。

おみくじが。

僕のほうには「おもわぬうれしい事が」

舞さんは、食べてました。
ヤギか。
「えんはいなも(ry」
「縁は異なもの」ですね。

最後にもう一つサービスのお菓子。

ゆっくりと満足に休めました。オススメです。
外食編の次は、ご馳走になった編!
Kちゃんの実家で用意してくださった、ご馳走。

刺身盛りに、 カニの外子の醤油漬け、
お父さんが直接摘んできたという、セリのお浸し、
カニ味噌の卵そぼろ。

生の白子がとろっとろ。

香箱も!

そして、かわはぎの肝。これを...

こちらのかわはぎの刺身に...

ほわあああああ!
贅沢!
お父さん、活かわはぎを捌いてくれたそう。
そして極めつけはこちら。

これ。これです。

生香箱!
こちらも、漁師のお父さん、わざわざ香箱を生かしておいてくれたそう...!
絶品でした!
さらには、こんな贅沢な珍味まで。
あわび肝の塩辛。

そしてお母さん、お土産にあわびごはんまで!

Kちゃんの実家にお邪魔していたこの時が何より楽しかったです。
年に一度開催される、蛸島キリコ祭りのDVDを見ながら、
あっという間に夜は更けていきました。
その翌朝...。
流れでホテル、珠洲ビーチホテルのレストランへ連れて行っていただけることに。
料理長からのサービスという、こちら。

なんと...。正月料理がふんだんに。

心遣いが、もう言うことない。
そしてこちらがメインディッシュ。

能登牛!

それもただの能登牛ではない、
能登牛のA5ランクの中でも最上級のものにのみ冠されるという、プレミアム!
ご馳走になってしまいました!
お父さん、何から何まで...ありがとうございます!
記念に一枚。

こんな機会を作ってくれた、Kちゃんも、ありがとう!

このご家族とのやりとりで、僕は何度か感動してしまいました。
ご家族の皆さん全員が、細やかで奥ゆかしい気遣いをしてくださる、素敵な方々です。
帰りのお弁当まで当たりを引きましたよ。
焼きサバ弁当。

石川のクラフトビール、グランアグリ。

もう、ここで締めても良いレベルですが、
お土産編!
数々の海草。

数々の乾物。

ホタルイカ丸干し。

スルメイカ丸干し。

軽くあぶっていただきます。

中の肝がトロっと。最高です。

数々の魚介の糠漬け。

数々の調味料。

いしる。

どじょうの蒲焼き。

大浜大豆の豆腐と厚揚げ。

大浜大豆の豆乳。

そして宗玄。
酒粕を三パックもサービスしてくれました!

お気に入りのぐい飲み。

大浜大豆の豆乳と日本海味噌で作った鍋で。

もちろん、大慶も。
やっぱ旨い。

最後に、東京に戻ってからの楽しみも。
こちらは前回のブログ(能登半島の最北端、珠洲へ)の方面、
珠洲にある二三味珈琲。

外観がシックでいい感じ。

併設カフェでコーヒーを注文すると、豆の種類を選ばせてくれます。

美味しいコーヒーを飲んで。

もちろんお土産にも。

ちなみに、女優の永作博美さんがプロデュースしたというお店、
ヨダか珈琲が原宿にあります。
このお店で二三味珈琲を楽しめるそうですよ。
この二三味珈琲をモデルにした映画があります。

この作品を見ながら

二三味珈琲の「さいはてブレンド」を。


映画を見つつ、旅も振り返りつつ。
二泊三日とは思えない満足度。
言葉にするとなると、ありがとうしか出てこないような、本当に良い旅でした!
ここまで読んでいただいた方々、
長らくお付き合い、ありがとうございます!
それでは、また来週!