ホッキ貝の捌き方

2015年03月26日
福成優

このところ、ホッキ貝を見かける機会が増えたような気がします。

僕が買い物に行く、国立や谷保のスーパー、立川の魚屋さんでも見かけました。

だけど、あんまり貝のさばき方に着目する方は
少ないのではないかと思い、ブログに書いてみました。

なぜなら、そこに美味しそうなホッキ貝があったから!
ホッキ貝は刺身も旨いよ!

ということで、今日はホッキ貝を
刺身にするやり方をご紹介!

このブログが、誰かが調理に興味を持つきっかけになれば幸いです。

ホッキ貝 1.JPGのサムネイル画像
はい。
ホッキ貝です。

正式名称はウバガイ。
ホッキ貝を漢字にすると北寄貝。
強い北風で海岸に打ち上げられることが由来のようです。

なかなか良いサイズのものを見つけましたよ。

ホッキ貝 2.JPG


さあ、刺身にしていきます。

まずは、貝を開く作業。
開くためには貝柱を切る必要があります。
用意するものは、テーブルナイフ。

ホッキ貝 3.JPG

これを、ホッキ貝の殻の隙間に...

ホッキ貝 4.JPG

えい

ホッキ貝 5.JPG

殻のラインをなぞるようにして、貝柱を切ります。

ホッキ貝 6.JPG

ひっくり返して、反対側も同じようにナイフを入れます。

すると、パカッと開きます。

ホッキ貝 7.JPG

左側の貝殻を見ると、切られた貝柱の位置が分かりますね。
この場所をイメージしながら切るとやりやすいですよー。

中身を取り出します。

ホッキ貝 8.JPG

この後は掃除作業。
汚れや砂を取り除きます。

ヒモに付いた汚れは、手で取れなければ包丁の先でこそぐように。

ホッキ貝 9.JPG

足についたビラビラは切除。

ホッキ貝 10.JPG

足の真ん中に包丁を入れて開きます。

ホッキ貝 11.JPG

すると、肝が露わになります。
上部に「ホッキの骨」と呼ばれる水晶管もあります。
寒天みたいな感じ。
ここも外します。

ホッキ貝 12.JPG

包丁の先でコロコロっと外れますよ。
こんな感じ。

ホッキ貝 13.JPG

そうしたら、流水で洗って、食べやすく切り分けます。
可食部は足(一番大きい身の部分)、貝柱、ヒモです。
肝を食べる方もいますが、今回は捨てました。


さあ、盛り付けましょう!

ホッキ貝 16.JPG
豪快に殻を使いました。
高級感が出ますね。



いただきまーす!

ホッキ貝 17.JPG

ちなみにこちらは生。

ホッキ貝は湯通しすると桜色になります。
沸騰したお湯で10秒ほどボイルすると

ホッキ貝 18.JPG

生と比べると、磯の香りが減り、甘みが増します。
美味しい!

国立の桜も、咲き始めましたね。
満開が楽しみです!
花見したいなー!


ごちそうさまでした!