俺のトマトソース!

2015年02月26日
福成優

今日は料理ブログです。

要望があったかはいざ知らず、
僕が大好きなトマトソース。
いっつも作ってるやつを紹介します。


野菜をあらかじめ切っておけば、
お湯を沸かして、パスタを投入するくらいから
作り始めて間に合うレシピですよ。


まず始めに、材料です。

トマトソース1材料.JPG

2~3人前
・ホールトマト(一缶)
・タマネギ(1/2個)
・ニンニク(1ヶ)
・ローリエ(月桂樹、ローレル)
・唐辛子(お好みで)
・お好みのハーブ
あと、オリーブオイルと塩ですね。

パスタはディチェコの1.7mm、9分ボイルのやつを使いました。
湯に対して1%の塩を沸かし、
パスタを茹で始めます。


にんにくは粗みじん切りに。
そんな几帳面にはやらなくてOKです!

※ポイント※
オリーブオイルとニンニクを入れてから火にかけます!
弱火でじっくり、ニンニクの香りを出していきます。

トマトソース2にんにく.JPG

このときにキツネ色になるまで熱してしまうと
苦味が出るので、キツネ色になる前に
タマネギを入れます。

※ポイント※
タマネギを入れたら、まず和えてオイルを馴染ませます。
火加減を中火にして、タマネギの角をよく見ます。

トマトソース3オニオン.JPG

色が透けてきて、少し揚がったように
チリっとしたら、ホールトマトを入れます。


トマトソース4トマト.JPG


またさっきのように、オイルを馴染ませます。
このときにローリエを入れます。


トマトソース5混ぜ.JPG


※ポイント※
火加減を強火にして、焦げないようにフライパンを
揺らしながら、ホールトマトの固まり部分を焼く様なイメージで
熱していきます。
時間で言うと一分くらいかなー。


トマトソース6ローリエ.JPG


ホールトマトの固まり部分をひっくり返して、
同じように熱したら、もう簡単に潰れるようになります。
フライ返しでもフォークの背でも、あるもので。


トマトソース7潰し.JPG




おっと!唐辛子を忘れていた。
このときにパスタのゆで汁を加えます。

※ポイント※
パスタのゆで汁は下味と風味付けに加え
オイルと水分を乳化させてソースに仕上げるという
大事な役割がある子です。

ゆで汁を加えたら、よく混ぜます。


トマトソース8唐辛子.JPG


辛いのが好きな方は早い段階から
唐辛子を投入してください。
辛味成分はオイルに溶け出すので、
早くに入れればその分辛くなります。


ここでフライパンの火を止めます。
そんで、表示時間よりも1分早くに
鍋からパスタ麺を上げて投入します。

トマトソース9パスタ.JPG

僕はお湯もほぼ切りません。
鍋からパスタ麺を上げたら、
そのままフライパンへ。


そして、和えます。

トマトソース10和え.JPG

※ポイント※
ここは手早く、まんべんなく。


ローリエと唐辛子をサヨナラして、
さあ、あとは盛り付けです!
お皿に盛るとき、トングをクルンとまわして
麺が巻くように盛り付けると、
コンパクトに小高くなって綺麗になりやすいです。

フライパンに残ったソースをてっぺんに乗せて、
お好みのハーブ(このときはオレガノを使いました)を
パラッとやれば、


トマトソース11完成.JPG

いただきまーす!


※うんちく※
余談ですが、ホールトマトにもポイントがあります。
トマトの水煮缶にも、ホールトマトとカットトマトが
ありますが、これらは品種が違うとのことで、
加熱して旨味が増す品種(サンマルツァーノ)が
使われている「ホール」のトマト缶をオススメします。
「ホール」ならほぼサンマルツァーノです。

そのホールトマトの缶詰でも、
ラベルに書いてある原材料を見ると
「トマト、トマトピューレ」
「トマト、トマトジュース」
と、二種類あります。

前者のピューレのほうがトマトの味がしっかりしています。
後者のジュースは薄いです。

これらは材料の組み合わせで変えると、
より豊かな発想ができるかと思います。

例えば、前菜であっさりとした
トマトソースにしたい。とか、
お肉をトマトで煮込むときに重くしたい、
または軽くしたい、とかですね。

これまで、トマトを煮詰めたり、
タマネギの量や、どこまで火にかけるかにこだわったり、
ホールトマトも、ピューレのものとジュースのものを混ぜ合わせたり、
など凝ってきましたが、
最近は材料写真のmontebelloを使ったこのレシピで安定しています。


ふう、語ってしまいました。
では、ごちそうさまでした!